小さな暮らし

曇りのち雨のような日々の暮らし日記

類骨骨腫-1-

るいこつこつしゅ

骨にできる良性の腫瘍

4年前、次男が高校3年生の時になった病気。

今は、再発することもなく、過ごしている。

覚え書き程度に親のその時の気持ちと症状や行動について記しておく。痛みの程度は、本人ではないので、わからないが、完治するまでの経緯を書いておく。

もうすでに医師の詳しい説明など、忘れてしまったこともあるが、そういえばこんなことあったなぁ程度である。

骨、腫瘍と聞くと、真っ暗闇に突き落とされる気がするが、良性なので、悲観的な話しにはならないので、安心してほしい。発症した原因は明確ではないが、本人は強くぶつけたのが原因だと思っている。

体のどの部位にできたかと言うと、背骨の下の方の、お尻に近いところ。何番目の背骨だったかは、もうすでに忘れてしまったが、腰の辺りである。

最初は腰の痛みを訴えていたので、テニス部に所属していたので、成長期だし、スポーツによるものかなぁと軽く考えていた。

湿布を貼ったりして痛みがおさまるのを待っていたが、一向に治る気配がないので、整形外科医のもとに。とにかく医者は混んでいた。レントゲン写真を撮ってみたが、特に異常はなく、マッサージなどのリハビリを数回施してもらう。

日にちだけが過ぎていき、症状に全く変化なし。

そのうち、お尻が痛いと言うので、受験生だし、自宅学習や学校の椅子が悪いのかと思い、お尻=痔?などと考えた母、真ん中に穴の空いたドーナツ座布団を購入。全く検討外れな私。

そもそも、この病気はレントゲンでは発見できるものでなかった。しかも、本人が腰が痛いという曖昧な場所とともに、具体的にどこが痛むのかわからず、レントゲン写真の場所も本来の場所から大幅に違う部位の写真だった。思春期の子どもは口数が少ないのも原因なのだが。医師自体は、ヤブ医者でもなく、むしろ、地域では信頼されている混雑している個人医院である。

どうしたらいいかわからない中、学校生活も忙しく、

高校の近くの整体院に通う。いわゆる、電気を流したりする施術。

そこでも全く、痛みが治らない。

この病気の特徴として、明け方、朝の3時頃、痛みが強く出て、寝ていられない痛み。

活動し始める日中は大丈夫らしい。

さすがに本人もネットでいろいろ調べていたようだ。調べた結果かわからないが、試行錯誤の日々が続く。