小さな暮らし

曇りのち雨のような日々の暮らし日記

重い話

若い頃は母親には自分の悩みは絶対話さなかった。

今思えば、その時のは全然悩みとは呼べないような事だったのだが。

否定される事が多かったから、心を閉ざしていた。

この歳になって、どうしても相談したい事があり、話してみた。母も歳をとったからか、私が全て話したからなのかわからないが、少しだけ気持ちが軽くなった。悩みの内容が他人や友人には話せない、なるようにしかならない悩みなのだが、そういう時、どんな心持ちで過ごしたらいいのか聞きたかった。

母の人生はいいことと悪いこと、どちらが多かったか。と言う話しになり、どちらかと言うと、悪い事のほうが多かったかなぁ。と言っていた。

長い人生生きていれば、嫌でもいろいろあるだろう。

父親が亡くなった時、私、親の事やどんな時代に生きてきたのかとか、もっと話を聞いておけば良かったなぁと思った。幸いにも母は元気なので、もう少し話しをしようと思う。後になって、今の状況がたいしたことなかった。と思える日がくれば良いのだが。

そんな私の備忘録。